遊屋八幡宮(岡山県勝田郡) - うきき

2024/12/22 (Sun) 21:03:07

慶長十五年（一六一〇年）
国主（鶴山城主）森忠正の息女が難産になやみ、医者も「医術の方法なし」と云うので、忠政は、水島神義太夫の養子水島岩見に平癒の祈願を命じたところ、著しい霊験があって、容易に玉の様な男子が生れた。忠政は大変よろこんで、神領として、二十石を与えて、八幡神社を「祈願所」と定めた。
ー祈願開きの額は今も掲っているー
この功によって神主水島岩見に従六位が贈られた上、金藤兵馬という社男を奉仕させられた。以後安産の守護神として崇敬者多く現在に至っている。